音速の箱庭

わたしもつれてって。

わたしが川島如恵留に転がり落ちた話。 1

2013年の夏、わたしは川島如恵留に転がり落ちた。
これは、その顛末を残しておくための覚え書きで、とてもとても長い自分語りです。

 

(注:川島如恵留が出てくるまでの前提がまず長い)

 

わたしは元来、とても飽きっぽい。
編み物をすればその大半は完成せずに途中で放り出したままだし、クリア直前で放置したゲームは数え切れない。
そんな飽きっぽいわたしが、10数年ぶりにジャニオタに戻った。

 

10数年前、わたしはV6が好きだった。*1
同じくV6が好きだった妹と一緒にコンサートにいき、アイドルオンステージやMUSIC JUMPを録画して繰り返しみているうちにJr.も気になりはじめ、いわゆるJr.黄金期に突入。
V6もJr.も好き!と熱狂していたが、数年後にはわたしも妹も自然とジャニーズから離れていた。

 

そんなわたしと妹が時を経てジャニーズに戻ったきっかけは、2012年秋ごろ。
ナタリーでV6の「kEEP oN.」の記事を読んだ妹が、なにやら今のV6が面白そうだとCDを買ったことから。
(余談。3月のJr.祭りのセトリをTwitterでみて、「KEEP ON」と書かれているのをてっきりV6の曲だと思い「ずいぶん攻めてるなー、坂本のミュージカルパート誰が歌ってるの?」と思ったら、Jr.オリジナルの新曲だった)
妹は「今のV6すごい!おじさんになった彼らが今でもガッツリ踊ってる!かっこいい!」と瞬く間にV6に舞い戻り、離れていた間のコンサート映像を買い漁り「一緒に観よう」とわたしを誘った。
一度観てしまったら、かつてジャニオタだった血が騒がない訳がなく、わたしもあっさりとV6に舞い戻った。
妹と夜中までコンサートのDVDを観たり、トニセンが出ていた少年隊のPLAYZONE(その時まだ奇跡的にVHSを再生できる環境だった)を観たり、離れていた期間のTV番組を観たりして、やっぱりジャニーズって楽しいなー!と実感していた。

 

その時はまだ離れていた期間が長すぎて、NEWSやHey!Say!JUMPさえもよくわからんという状態。
しばらくして、妹がA.B.C-Zというグループが気になると言い出した。
なにやらアクロバットが得意でデビュー前の下積みが長く苦労したグループだという。アクロバット・・・下積み・・・トニセンが頭をよぎる。
気づいたら「A.B.C-Zのパフォーマンスすごい!塚ちゃんかわいい!」と、妹がA.B.C-Zに落ちていた。

 

A.B.C-ZのDVDをみせられて「あー、とっつーのいるグループか」(百識王をみていたので戸塚祥太だけは知っていた)と気づき、黄金期にみていた五関晃一が大人になっていて、全然顔変わってないなぁデビューできてよかったねぇとしみじみした。
その時点ではまだあまりピンときていなかったため、A.B.C-Zのコンサートに誘われたものの「お金ないから・・・」と一度は断った。
が、「ずっとLOVE」のメイキングで橋本良亮のお誕生日を祝う映像をみて、わたしも遂にA.B.C-Zに落ちた。
「大好きなお兄ちゃんたちいるから、まだ甘えててもいいかなぁって」という橋本良亮の言葉をきいた瞬間「なにこれかわいい!」とついに爆発した。
そのころ発売されたばかりの「Twinkle Twinkle A.B.C-Z」のDVDもとてもかわいくて、一度は断ったけれどどうしてもコンサートに行きたくなり、チケットを探して無事コンに参戦。
久しぶりすぎるジャニーズのコンサートは、やっぱりとんでもなく楽しかった。
こうして推しが増えて、ますますジャニオタライフが楽しくなる。

*1:その前段階として、SMAPジャニーズSr.(デビュー前のトニセン)があるが、ここでは割愛。